体験設計認証 Certified Experience Design(CXD)

体験設計認証 Certified Experience Design(CXD)体験設計認証とは、「製品・システム・サービス等に関わる全ての人(1)に、優れた体験(2)を提供する企業の連携事業成果を認証し(3)、広く社会に知らしめることを通じて、体験設計支援コンソーシアム(CXDS)会員をはじめとする多くの企業の体験設計を支援、推進する。」制度です。これまで、体験設計の15の実践事例が認証、登録されています。

(1)(直接、間接)ユーザーだけでなく、提供者(個人、企業/団体およびその構成員)や社会(地域、コミュニティおよびその構成員)も対象とします。
(2)体験設計(Experience Design:意図的に企てられた未来の事象連携を創造する行為)を通じて得られる事前期待、実利用体験、累積的な体験(経験)のことです。
(3)開発中の製品・システム・サービス等も対象とします。

認証カテゴリーは、以下の3つです。

A:体験テーマ設計部門

製品・システム・サービスが個別または連携して、それ自体が魅力的で新しい経験価値を生むための設計である。

B:体験プロセス設計部門

製品・システム・サービスが魅力的で新しい経験価値を生むための体験設計プロセスである。

C:体験設計インフラ部門

魅力的で新しい経験価値を設計するために有効性のあるツールや新たな基盤となるプラットフォームである。

審査は、申請書類にもとづく第一次審査、ヒヤリングを経た最終審査があります。また、審査基準は、「市場や技術だけでなく、効果、効率、満足の観点から人(利用者)を中心とした取り組みか」「時間軸に沿ったユーザー(利用者)の思考、行動、気持ちをその接点(タッチポイント)で意識した設計になっているか」など体験設計の考え方で求められる9つのデザイン的思考、体験設計の視点です。部分的だが特徴的な活動(プロセス)も対象です。

皆さまからの積極的な自薦、他薦をお待ちしております。

体験設計認証の活動